続3本柱

本日は前回の続き、僕の考えるバンド活動の3本柱の話をします。

前回までに

 

1 バンドの方向性

2 運営のレベルアップ

3 稼ぐということ

 

という3本の柱があるよ、という話と

1本目の柱である「バンドの方向性」の話をしました。

今日は、2本目の「運営のレベルアップ」のお話をします。

 

運営というのは、簡単に考えるとバンドを一つの会社と見立てることです。しかも営利追求型と考えます。

言い換えれば、正しく経営が行われているか?ということです。

つまり、会社組織では当たり前のことがバンドの運営でも行われていなければならないのです。

 

では、会社組織の当たり前とはなんだろう?

ずばり、稼ぐことです。(→3本柱の3番目にも通じます。)

会社は稼げなくて、赤字が続けば倒産でゲームオーバーです。

バンドだって同じです。

趣味でやってるならそれでいいですが

上に行くことを目指すなら稼がなければなりません。

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では、稼ぐためにどうすればいいのか?

これが運営です。

運営といっても色々あります。

①ライブスケジュール策定、管理

②リリーススケジュール策定、管理

③グッズ企画、販売、在庫管理

④練習、レコーディング、ミーティング等ライブ以外のースケジュール管理

⑤お金の管理

 

他にもたくさんあるでしょう。

バンド運営を会社に例えましたが

バンドの生み出す音楽というのは、一つの商品です。

その商品をいかにして売って行くのかが運営です。

この運営というやつは本来のバンド活動とは一線を画すので、苦手なバンドが多いですが

逆に捉えれば、この運営が出来るバンドは他のバンドと差をつけることができるのです。

よく、言いますが

優れたアーティストの影に敏腕マネージャーがいるってやつです。

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僕はよくバンドに役割を設定させます。

  • 社長→バンドのリーダー。すべてのことをある程度頭に入れて状況判断出きかつ、みんなを引っ張っていく人望のある人。
  • 営業部長→ブッキング担当。ライブハウスや仲間のバンドからのブッキングの窓口となる。または、自らのイベントにバンドをブッキングをする。社交的な人が多い。
  • 企画部長→イベントの企画、グッズの企画などを担当。クリエイティブな人向け。
  • 経理部長→お金の管理。領収書を集め、出納帳をつけて、現在バンドの資産をしっかり管理する。細かい神経質タイプな人が適任。
  • 宣伝部長→ポスター、フライヤー、WEB,SNSなどで自分たちの活動を宣伝。クリエイティブかつ文才のある人が多い。あと、マメな人。

 

です。

そんな上手くバンド内に適任者は居ないかもしれませんが
それぞれが、その仕事を全うできるような努力をすることも非常に大切だと思うます。
スタジオ練習などで、全員集まった時は、短時間でもお互いの活動状況の報告などして、ブレインストーミングなんかをすることも非常に大切なことです。
もちろん、お酒飲みながらでも有りですよ!!

いいアイディアは結構意外なところから生まれる物です!!

 

 

寺島 昇(てらじまのぼる)
ライブハウス仙台HooK勤務。東京生まれで、青森経由で港町塩竃在住。ラーメンとAC/DCをこよなく愛しております。暇さえあれば、釣りをしているか、山を登ってるか、寺社仏閣仏像巡りをしています。

 

仙台HooK WEB http://www.espguitars.co.jp/hook/

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