久々の記事でドラムソロなんてどないやねん!!
そんな感じもしないでもないですけども、初心者の方にも参考になると思います。
なにが??
考え方です。
初心者の方はドラムの叩き方、8ビートの叩き方、4ビートの叩き方等を頭の中でイメージして、叩けるようになっていったりすると思いますが、ドラムソロをやったことない方も、その当時の感覚と似た感じでドラムソロを組み立てると思います。
出来上がるものの複雑さの違いで合って、ドラムの演奏時の考え方としては同じロジックを持っていると思います。
まず、ドラムソロを考える時は、どんな場面でドラムソロをやるかという前提条件をはっきりさせる必要があります。
曲中なのか、曲間なのか。
全くのドラムだけのソロなのか、バッキングありのソロなのか。
ドラムソロの前後の曲調はJAZZなのか、Rockなのか、Funkなのか
色々場面の条件はあると思います。
その場面と全く違うドラムソロをやっても、空気の読めない人というか、自分の得意な事をやるだけで、音楽性が感じられないものになってしまいますね。
ただでさえ、打楽器という事で、メロディーとかが無いので曲というのが表現しにくい楽器なのに、その中でさらになくしてしまってはただの”ドラムを叩いているダケ”になってしまいます。
だから、曲に合ったドラムソロを心がけましょう♪
もちろんビートを考える時も同様です。
曲に合った音とビートを出しましょうね。
さてさて、いざソロを演奏するとなり、場面設定が出来ました。
あなたが持っているドラムパターン、テクニックはどのくらいありますか?
その中で応用可能なパターンはどのくらいありますか?
それの組み合わせでドラムソロは成り立ちます。
自分の技術を整理しましょう。
何ができるか。
人が見ているところでテンションが上がってもキチンと演奏できるパターン、テクニックです。
キチンと聞かせることが出来なかったら、グチャグチャとドラムをかき鳴らしているだけになってしまいますからね。
自分のテクニックが整理出来たら、ソロ全体の流れを考えます。
静かに入って、少し盛り上げて、繰り返しのパターンやって、手数を入れて、低温で埋めて、シンバルをかき鳴らし、バシ!とフィニッシュ!みたいな感じですね。
大まかでいいです。
大体の流れ、人の気持ちが高まるだろうなという流れを考えておきます。
この流れがイメージ出来れば、ほぼソロは完成です。
後は先に整理しておいたドラムのテクニックを埋めていくだけです。
ビートを考えるのも、フィルインを考えるのも同様です。
流れが曲で決まっているので、何を埋めるかだけなので、もっと早く出来るでしょう。
さらにいうならば、この考え方でいつも曲作りに挑んでいれば、ドラムから曲の盛り上がりをコントロールできるようになります。
メンバーにも伝える事が出来ます。
曲全体の盛り上がり、ひきつけるところ、落ち着くところとコントロールします。
是非是非参考にしてみてくださいね
【奏法改善ドラムレッスン】