こんにちは、リペアマンのかわいまんです。
Marshall 1987X リイシューのハンドワイヤード化モディファイを行いました。
1987の復刻版1987Xはプリント基板が使われています。コレをハンドワイヤード化してより太く暖かく有機的なビンテージサウンドになるように仕上げます。
一度全てのパーツをバラして、電源配線、ヒーター線を引きなおします。
使用するパーツを考慮して基板レイアウトを設計し、基板を作成します。
作成した基板にパーツを配置。
コレをシャーシに組み込んで、各部の電圧チェック。さらにインプットに信号を入れてオシロスコープで出力波形の確認、バイアス調整をして完成です。
マーシャルのプレキシと呼ばれるアンプは年代によって内部回路が少しづつ異なり、音の傾向が変わってきます。
今回作った1987は68年製くらいの歪み感が強くなり始めた頃のプレキシを意識して作成しました。
また追加スイッチにより内部回路を切替え、72年製の激しいサウンド、つまりAC/DCアンガス・サウンドを再現するモディファイを加えました(o^^o)
やはりハンドワイヤード、音の立ち上がりが速い!ピッキングに対してアンプの音がグイグイ食いついてきます!!マーシャルらしいミッドレンジのクセが心地よく、弾いてて非常に気持ち良い!!
最初とは全く別物のアンプに仕上がりました。
1987、その他リイシューアンプのハンドワイヤード化モディファイも受付けております。お気軽にご相談下さい。
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真空管ギターアンプ修理&メンテ
パチャカマ・ギター 八王子
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楽器リペアマンの”かわいまん”です。
真空管ギターアンプの修理からギターの修理・調整・リペアまでをやっています。こちらのブログに、日頃修理をお受けした楽器のリペア作業風景をUPしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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