まずは音を出す事がドラムを始める第一歩という話を前回にいたしました。
スティックの選びから入り、いきなり飛躍したのは言うまでもありませんが、鶏と卵のようなもので、ループに陥るかの性があるのようなものです。
私自身はどちらが先でも問題は無いですが、どちらが先に来るかによってスタイルやタイプ、聞こえ方がかなり変わってくるのは間違いないと思っていますので、「あっ!!」と納得していただいた方は、これからも記事の内容に「はっ!」としてください。
突拍子もない事は言ってませんので、その点はご理解いただいた上で読んでいただければ幸いにございます。
さて、そんな流れからの音の出し方
空想物語です。
とどのつまりは、いくらカッコつけたところでイメトレってやつです。
高校生の時に、電車のなかでCDを聴きながらドラムを叩くイメトレをしていて、「おまえ貧乏ゆすりすんなよ」ってよく言われていたのを覚えてます。
「そんなんで練習なんのかよ??」→練習になんてなりません!!!
当時はそれをやっている事が楽しかったのです。
気のプラットフォームで傘をゴルフのドライバー変わりにしている、一昔前のバブリーサラリーマンと同じ感覚です。
イメージでトレーニングでもなく、練習でもありません。
まねごとが楽しかったんです。
当時はねww
何が重要って、自分が叩いているイメージをもっと確実なものにする。
実際の音がハッキリ輪郭を帯びて聞こえてきそうな位にイメージするのがイメトレです。
実際に演奏しているのと限りなく同じ感覚に近づく!!場合によってはそれ以上のイメージを作り上げる!!それがイメトレで大事なことなんですね。
いままでドラムをやって事無い人に向けて言っても「ぽかーん」となってしまうなんて、一切思ってません
イメトレなんて誰でも出来ると思いますのでね。
イメトレを真剣にやるかどうかなんです。
イメージする事→イメージトレーニングする事 に転じていけば、結果は全然違ってきます。
イメージを持って演奏する人と、イメージを持たないで演奏する人の差はとてつも無くあると思っていただいても問題ないかと思います。
自分で実体験してますので、私の経験談としては自信をもってお話する事ができます。
どういう事かと言うと、イメージの無いままライブやリハに向かった場合は、結局なんの表現もしないまま、クリックを人間がやっているのにちょっと息遣いが増えたかな?程度の音しか出ません。
その程度のノリしか表現できません。
逆に、イメージしまくって、自分の出来ないフレーズだろうが、早さだろうが、出した事の無い音だろうが、イメージがガンガンに強かったら、
後でコピー出来ない位に
カッコイイプレイ、フレーズが出来たりするんですね。
後で聴いても、譜割が全然わからないとかよくありますww
皆さんも、イメトレならどこでも出来ます。
やってみたくださいね
ドラム講師
モーラー奏法を基礎とした、奏法から改善出来るドラムレッスンを行っています。
http://funky9216.jimdo.com/
フレーズがわかっても、身体の動きがついていかない。
無理に動けば、音が汚くなる。
気付けける人にとっては ”タナボタ” レッスンです。
多くの方は、”奏法が変われば、出来なかったことが出来るかも”にも気づかないと思います。
特に、音に関しては気づけない人がほとんどです。
気づけた人は、次のステップへ行くために、奏法の改善をご検討ください。
◆ワークス
清竜人、たむらぱん、フリサト、PaxJaponicaGroove、STERBEN、西山”HANKY”史翁、GrooveConc. etc…
◆フェイバリット
Steve Gadd、Omar Hakim、ThomasPridgen、山木秀夫、佐野康夫 etc…