こんにちは
仙台ドラムレッスンのドラム講師の西川です。
ドラムを始めたばかりの方も、ずっとドラムを続けている方も同様なんですけれども、ライブを見に行くことは重要です。
なぜか?
音を身体で感じるからです。
都内でお住いの方々は特にそうですが、音楽を聞く時に、全身で音の振動を感じながら聞く機会がかなり減っていると思います。
大音量でスピーカーから流すことが出来ないから!!
音楽を聴くのは移動中とか仕事中とかだけだから!!
そんな方々が多いと思います。
それがいけない事ではないですが、音は空気が振動して伝わってきます。
多くの音は耳で聞き分けますが、迫力とかを感じるのは身体に振動するのを感じるからです。
例えば、トラックが横を通った時、視覚的に大きな存在がそばを移動するの感じるだけじゃなく、重厚な音や振動を感じで「驚き」「恐怖」といった感覚を覚えると思います。
その音を聞く時、耳で聞こえる低音だけを感じているのかというと、そういうわけではありません。
全身に感じる低温の振動を同時に感じているわけですね。
Liveでは大きな音量を大きなスピーカーで広い空間で聞くことができます。
音を全身で感じる事が出来るのですね。
ドラムを演奏する時も、その振動を感じながら演奏しないと、耳に聞こえの良い音だけしか出せなくなってきます。
特にチューニングを行うときなど、耳だけでチューニングをすると、バンドに入った時に、聞こえがくるってきます。
マスキングされるからです。
例えば、抜けの良いスネアの音にチューニングしているはずだけれども、バンドに混ざって演奏した時に、ただ単に「ポンポン」いっている軽い音になってしまったりすることは無いでしょうか?
もしくは、ライブ終わった後に「スネアの音が少し軽いかな」と言われた事は無いでしょうか?
あまり音に関して細かく言えるリスナーの方も少ないと思いますので、もし言ってもらえたことがある方はラッキーです。
同じような感じは演奏の音を録音してみて想像していた音とどれくらい離れているかですね。
同じような現象が起きていたりしませんか?
自分のイメージしていた音、演奏時に聞いていた音と録音した音が全然違う。
低音が無く、アタック音だけの音になってしまっていたりする事もあったかと思います。
チューニングする時から、全身でどの音が出ているかを感じながら、音作りをする事が重要です。
低音は身体の下の方、高温は身体の上の方で感じる事が出来ます。
Liveを見に行って、全身で音を感じる練習をしておけば、だんだんと身体で音を感じれるようになります。
逆に、そういった事を意識しておかないと、耳でしか音を感じられなくなってしまいます。
身体に来ている振動をよくわからないで、意識的に感じる事が出来なくなってしまいます。
ドラム講師
モーラー奏法を基礎とした、奏法から改善出来るドラムレッスンを行っています。
http://funky9216.jimdo.com/
フレーズがわかっても、身体の動きがついていかない。
無理に動けば、音が汚くなる。
気付けける人にとっては ”タナボタ” レッスンです。
多くの方は、”奏法が変われば、出来なかったことが出来るかも”にも気づかないと思います。
特に、音に関しては気づけない人がほとんどです。
気づけた人は、次のステップへ行くために、奏法の改善をご検討ください。
◆ワークス
清竜人、たむらぱん、フリサト、PaxJaponicaGroove、STERBEN、西山”HANKY”史翁、GrooveConc. etc…
◆フェイバリット
Steve Gadd、Omar Hakim、ThomasPridgen、山木秀夫、佐野康夫 etc…