最近、めっきり寒くなりましたね。
毎年言っているかもしれませんが
秋ってこんなに短かったでしたっけ?
今年の目標の紅葉の山を登るを達成できなかったので
来年こそ!!ですね(笑)
以前に、僕の大好きなカリスマと呼ばれるボーカリストと打ち上げをする機会に恵まれました。
話すだけでも緊張なのだが
色々な話を出来てとても有意義でした。
その中での一つの話題に
ライブは音源通りに演奏するのがいいのかどうか?ってことがありました。
氏と僕の意見は音源通りの演奏よりもその時のテンションで多少演奏は変わっても良いし、なんなら、音源通りの演奏は多少つまらないのでは?という意見でした。
氏の意見は特にギタリストに向けたもので
ギターソロっていうのが正にそうだが
同じフレーズを弾くよりも、その時々の感情でフレーズが変わった方が面白いというものでした。
僕は非常に感銘を受けました。
確かに、僕も音楽を聴き始めた頃
同じ曲でも、ライブバージョンは、通常盤とは別に聴きたくなる代物でした。
色々なバンドにも、ある特定のライブの演奏がピックアップされているものってあるでしょう?
例えば、Jimi Hendrixのウッドストックの演奏とか
Deep Purpleのライブインジャパンとか
SCORPIONSのtokyo tapesとか
SantanaのLotusとか…。
挙げればキリがない。
聴衆の眼前で繰り広げられた、一発勝負のテンションで生まれた
レコーディング音源とは違うがそれと引けを取らない演奏。
もしくは其れよりも上回る演奏。
まさに神が降りてきたかのように。
でも、今では音源通りの演奏が主流だし
オーディエンスもそれを求める傾向が強いという話を聞きました。
技術的に、最近の音楽はいわゆる打ち込みを多用するので
その場でのインプロヴァイズやアレンジが不可能なことも原因らしい。
それは、それで否定しないが
打ち込みが無くても演奏できるようなライブバージョンでライブするのでも良いのでは?と思ってしまうのは古い考えなのでしょうか?
音源通りの演奏も否定しないが
たまには、ステージに神が降りてくるの待ってみるのもいいのでは?
笑いの神が降りてきたりして(笑)
寺島 昇(てらじまのぼる)
ライブハウス仙台HooK勤務。東京生まれで、青森経由で港町塩竃在住。ラーメンとAC/DCをこよなく愛しております。暇さえあれば、釣りをしているか、山を登ってるか、寺社仏閣仏像巡りをしています。
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東京生まれ青森経由仙台勤務の塩竈在住。
楽器店勤務の後、ライブハウスへ移動で現在に至る。
自らのバンド活動の経験やライブハウス運営の立場から
仙台の若きミュージシャンに叱咤激励する毎日です。
暇な時は海に釣りに行ったり、山を登ったりしております。