こんにちは~今回はビーサウンドスタッフHが書かせていただきます。
Bon Iver 待ちに待った初来日 !!
2月29日(月)の4年に1度の貴重な1日に、私は行ってきましたよ~
さて、Bon Iver(ボン・イヴェール) ですが…
アメリカ出身のロックバンドで、インディー・ロックやフォーク・ロックのジャンルに入ります。
音楽好きに愛されるミュージシャンです。
ジャスティン・バーノンを中心に2006年に結成されました。
2012年にはグラミー賞の最優秀新人賞、アルバム『Bon Iver, Bon Iver』がベスト・オルタナティブ・アルバムを受賞しています。
新木場studio coastの2階の指定席。初めての2階席、ドドドド真ん中。
スタンディングのお客様がひしめき合うの見え、人気の高さをうかがわせます。
スタートはアルバム『Bon Iver, Bon Iver』1,2番から、Perth、Minnesota,WIの流れ。
普段聴く流れで入ることで、自然にBon Iverを聴く気持ちに入っていけた感じがします。
Bon Iver、何とも言えない透き通った声、柔らかい音です。
すっと眠りについてしまいそうになります。
優しい音の空気に、洗濯機を回す音、外からする誰かの話声と同じくらい自然にぐっと引きこまれます。それでいて、大自然に囲まれているような心地よさ。
ふわっとした気持ちのまま、気づいたら終わってしまいました。
ライブの中で不自然な部分が全然ない、圧倒的な音とパフォーマンスを見せられた感じがします。
ラストのミラーボールを使ったライティングもキレイでした。
私が好きになったのは、一昨年の冬です。グラミー賞でもなくライブ映像でもなく、ラジオで聞いた「Michicant」という曲がきっかけでした。
クリスマス前に聴きたい曲という名目で、流れていたのは、休日だったと思います。
ラジオを聞いている時って、意識することってとても少ないと思います。しかし、Bon Iverの「Michicant」が流れたその瞬間、周りの空気が一気に変わったような気がしました。
出会った瞬間をはっきりと覚えているのが不思議ですよね。
私とBon Iverのようにはっきりと意識することは少ないですが、音楽と出会うタイミングってとても重要だと思っています。
「今」好きな音楽と「ずっと」好きな音楽が違ったりするからです。
また、「今」好きな音楽のゆらぎが人の感情で、それが「ずっと」好きに変化していくと、核となる思考部分に変化していくのだと思います。
Bon Iverの深みのある音楽を聴いて、色々と考えてしまいました。
春が待ち遠しい冬、しっとりと音楽を聴いて、考えるのも意外と楽しいですね。
ビーサウンドスタッフHでした。
ありがとうございました。