昨日より、モーラー奏法に特化したドラム個人レッスン、奏法改善ドラムレッスンで仙台に来ております。
本日2日目でございます。
モーラー奏法と聞いて、初心者の方は「難しい奏法だ」「まだまだ初心者の私には必要ない」と思われる方が多いように思います。
K’sMusicで知り合った友人とかと話しててよく出るキーワードが「もっと早く知ってたかった」というのがあります。
最初は一つレベルの上の奏法なんてみんな思ってましたが、完全に雑誌や教則本や楽譜主体のレッスンでは習得できないような体の動きのため、それまでのドラムのレベルとかはあまり関係ないのですね。
ただ、それまでにどれだけドラムを知っているのか?っていうのは進み方に違いが出てくるかもしれません。
イメージ直結型の奏法なので、なんとはなしに基礎練習ばっかりやっていた人とかがモーラー奏法を始めても、イメージが無いので「うまく出来ているかよくわからない」といったことも起こります。
僕もそうでした。
奏法はできたけど、その結果何がしたいの??がないと意味ないですよね。
漠然とでもいいので「こんな音が出したい」「こんな曲が叩きたい」「こんなテクニカルなことがやりたい」とかあれば、全然違うと思います。
奏法が身についてくるのも、ひしひしと感じる事間違いないでしょう。
なので、重要なのはそこ!!
それまでにどんなドラムテクニックを持っているか!どれだけのライブをこなしてきたか!!とかはあまり関係なく、描く未来はどんなものか?なんですよね。
また、その描く未来に気づいてない人とかが結構多かったりもするんですけどねww
生徒さんでもいらっしゃいます。
わたし:「どんなドラムが叩きたいの?」
生徒さん:「いやぁ~、全然イメージないんでよねぇ~。そもそも全然叩けないんで」
わたし:「そっかぁ~。じゃぁ、どんな音楽をよく聞く?」
生徒さん:「○○とかですかねぇ??」
わたし:「あぁ~。詳しくは知らないけど△△のドラムってこんな感じだよね?」
わたし:実演
生徒さん:「そうですそうです」
わたし:「4つ打ちなんだけど、ひらたぁ~くやるんじゃなくて、音の質を少し変えてあげるとカッコイイんじゃない?」
わたし:実演
生徒さん:「あぁ~。ぜんぜん違いますねぇ~」
わたし:「あの人たちのノリに近づけるとこんな感じだよね?」
わたし:実演
生徒さん:「そんな感じです!そんな感じのやりたいんです!」
わたし:「音の違いも分かるし、やりたい感じのドラムあるじゃんww」
生徒さん:「あははっww確かに!」
なんて感じでございます。
好きな音楽の、好きなドラムに意識を集中してみると、全然違った面白さが見えてきたり、曲全体で聞いてたからなんとなくだったのが、ドラムをピックアップしてみることで、そのスタイルのドラムをたたきたくなってきたりしますよね。
好きな曲だから、メロディーとか全体感に目がいってしまい、肝心のドラムは聞き流していたりします。
簡単なフレーズのドラムでも、ちょっと掘り下げて聞いてみることで、表情の違いがみえてきますので、初心者の方も、上級者の方も、ぜひぜひ自分の好きな曲のドラムを少し掘り下げて聞いてみたくださいね♪
それでは、本日のレッスンに行ってまいりまっす♪
◇仙台ドラムレッスン◇
ドラム講師
モーラー奏法を基礎とした、奏法から改善出来るドラムレッスンを行っています。
http://funky9216.jimdo.com/
フレーズがわかっても、身体の動きがついていかない。
無理に動けば、音が汚くなる。
気付けける人にとっては ”タナボタ” レッスンです。
多くの方は、”奏法が変われば、出来なかったことが出来るかも”にも気づかないと思います。
特に、音に関しては気づけない人がほとんどです。
気づけた人は、次のステップへ行くために、奏法の改善をご検討ください。
◆ワークス
清竜人、たむらぱん、フリサト、PaxJaponicaGroove、STERBEN、西山”HANKY”史翁、GrooveConc. etc…
◆フェイバリット
Steve Gadd、Omar Hakim、ThomasPridgen、山木秀夫、佐野康夫 etc…