数少ない休みがものの見事に雨な寺島です(笑)
雨男では?と自分では否定したかったのですが
ここまで見事にやられると
認めなくてはなりません。
あぁ、山は紅葉が綺麗なのに、なかなか行けないなぁ…。
時々、音楽理論って勉強したほうが良いのですか?と聞かれることがある。
僕の答えは「勉強したほうがいい」である。
多分、音楽理論なんて知らなくても大丈夫だよという人もいると思うが、僕はその意見には反対です。
理由は?
音楽理論というのはそれを知っているから、演奏が上手くなるわけではありません。
また、場合によっては理論から外れることが不正解とみなされ、なんとなくこじんまりしたアーティストになってしまうようなイメージがあります。
でも、僕はそれは音楽理論の間違った使い方だと思っております。
むしろ、理論を知らないために、いつまでも自分の殻から抜け出せないリスクのほうが高いと思います。所謂マンネリってヤツですね。
理論は若干あと付け的な面もあるので、自分の奏法や曲作りの困った時に使う程度でも良いと思います。
また、理論を知っている上で、あえて理論から外れることをするのはスリリングで聴き答えのある楽曲になる可能性もあります。
知っていてするのと、知らないでするのでは大きな違いです。
でも、理論なんて難しいそうな言葉で言われると、目眩がしてきそうですが、そんなに難しく考えないでいいと思います。
全部ではなくても、必要最小限でも大分違うと思います。
例えば、4和音のダイアトニックコードを知っているだけで、曲作りの流れを自然にすることができますし、ダイアトニックを敢えて外れることで不思議な感覚の楽曲を作ることも可能です。
※ダイアトニックはググれば簡単に教えてくれるサイトがいくつも見つかります。
プラスすること、9thの音(#と♭も)やサスペンド4thと、使い方が難しいけど、ここぞという時に効果的に使える6thの音を知っていればかなりバリエーションが広がります。
ソロパートがある人は上記のことにプラス、ペンタトニックとマイナー系の音使いだけで無限の音の世界が広がります。これにダブルノートやチョーキング、ビブラートなどの技法が加われば貴方の背中には音楽の世界を自由に羽ばたける大きな翼を手に入れることが出来ます。
理論はそんな風に考えて見てもらえればと思います。
リズムの話をする上でも、4分は8分は当たり前で、付点4分なども理論から知っていれば役に立ちます。
バンドメンバーがみんな理論を知っていれば、音合わせやアレンジの時に共通の言語があるので、話が早くなります。
寺島 昇(てらじまのぼる)
ライブハウス仙台HooK勤務。東京生まれで、青森経由で港町塩竃在住。ラーメンとAC/DCをこよなく愛しております。暇さえあれば、釣りをしているか、山を登ってるか、寺社仏閣仏像巡りをしています。
仙台HooK WEB http://www.espguitars.co.jp/hook/
仙台HooK FACEBOOK https://www.facebook.com/sendaihook
寺島昇FACEBOOK https://www.facebook.com/noboru.terajima
東京生まれ青森経由仙台勤務の塩竈在住。
楽器店勤務の後、ライブハウスへ移動で現在に至る。
自らのバンド活動の経験やライブハウス運営の立場から
仙台の若きミュージシャンに叱咤激励する毎日です。
暇な時は海に釣りに行ったり、山を登ったりしております。