こんにちは
モーラー奏法講師をしております西川です。
スティックの種類を紹介しました。
自分に合ったスティックは見つけられそうですか?
是非長い時間んをかけて、見つけていただきたいと思います。
さて、前回までのは基本的なスティックはどんなものかといったところでしたね。
他のサイトでも、教則本でも書いています。
記事の内容の知識を基準に、楽器屋さんへ行ってもらって、いろいろさわりながら見つけて問題ないかと思います。
折角なんで、もう一歩先の内容をお話したいと思います。
私の生徒さんはプラスアルファの内容を生で体験頂いたうえで、スティックを選ぶのに役立てていただいてます。
- スティックに音程があるのは知っていますか?
スティックも叩くと音がなります。
音が鳴るという事は音程があります。もちろんですよね。スティックの材質や形状によって音程も変わってきますし、木の密度によっても音がかわってきますので、個体差が現れます。
重さをそろえて、曲りが無いことを確認してグループを作った後に、スティックの音程でペアリングします。
揃った音を出すためには、スティックの音程が揃っていないといけません。
少し高いですが、Playwoodのクラシック用のドラムスティック、スネアスティックを楽器屋さんで試してみてください。
音程が揃っているものが多いと思います。
一般的に販売されているドラムスティックでは、音程がバラバラなので、そろえるのが大変かもしれませんね。
私のオリジナルのモデルは、重さをそろえて、音程もそろえてペアリングしてお渡ししておりますので、ご興味がある方はご連絡ください。
K’sMusicのオリジナルモデルのスティックもキチンとペアリングされています。
ちなみに、両方とも全部手作業で行っております。結構な時間がかかるんですよ♪
- スティックの持ち方で音程がどのくらい変わるのか?
昔から言われているのは、安定した音が出せるように!!といった事を聞きますが、実際の良い演奏ってどうでしょう?
好きなドラマーの名前ばっかりですけど、スティーブ・ガッド、オマー・ハキム、ヴィニー・カリウタ、村上ポンタ秀一、ハービー・マイソン etc…
皆ドラム演奏時に音の粒がそろっていない場面は多くないですか?
バディー・リッチがソロでスネアを轟音で高速に連打してたりしますが、音質、音量を変えて連打してますよね。
粒が全部そろっていたらつまらない、表現が無い、カッコ悪いと思いますが、いかがでしょうか?
生のドラムの演奏よりも、打ち込みの方が絶対的にカッコイイという人は、すごい少ないと思います。
スティックを選ぶときに、音程の揃ったスティックを選び、自分のスティックの持ち方で音程、音質を変えます。
◆スティックと手(指)との接地面が少ない(低剛性)
音程は低く、音は太い、立ち上がりは緩やか
◆スティックと手(指)との接地面が多い(高剛性)
音程は高く、音は硬い、立ち上がりは鋭角
簡単にまとめると、上記のような感じで音は変わります。
音程の揃っているスティックを用意して、練習用パッドでも音の変わり方が確認できますので、お試しください。
指の使い方は奏法改善ドラムレッスンでもご説明しておりますので、ご参照ください。
これからドラムを始める方にはいきなり難しいお話ですが、知識があるのと無いのとでは、上達具合が全然違います。
今すぐに自分のスティックコントロールで音を変えるのは難しいかもしれませんが、後々の為に忘れないでいてくださいね♪
ドラム講師
モーラー奏法を基礎とした、奏法から改善出来るドラムレッスンを行っています。
http://funky9216.jimdo.com/
フレーズがわかっても、身体の動きがついていかない。
無理に動けば、音が汚くなる。
気付けける人にとっては ”タナボタ” レッスンです。
多くの方は、”奏法が変われば、出来なかったことが出来るかも”にも気づかないと思います。
特に、音に関しては気づけない人がほとんどです。
気づけた人は、次のステップへ行くために、奏法の改善をご検討ください。
◆ワークス
清竜人、たむらぱん、フリサト、PaxJaponicaGroove、STERBEN、西山”HANKY”史翁、GrooveConc. etc…
◆フェイバリット
Steve Gadd、Omar Hakim、ThomasPridgen、山木秀夫、佐野康夫 etc…