モーラー奏法講師の西川です。
先日より基礎練習のお話をしていました。
パラディドルの話RLRRLRLLと手順を記載いたしましたが、折角なんで楽譜をアップしようかと思います。
手順だけの方がわかるという方もいらっしゃると思いますけども、楽譜があれば、なおわかりやすいという方もいますしね。
これは2パターンのパラディドルですね。
説明される順番では、1番目と2番目の物です。
組み合わせで演奏することも出来ます。私はビートの中で組み合わせたりするのをよく使います。
楽譜では4分で記載しておりますが、ビートで使うときは16分音符に当てはめ、2,4拍目にスネアを入れるような感じですね。
上の楽譜上では2小節目のLと4小節目のLが2,4拍目にあたります。
パターンに組み込むときは、バスドラムも関係してきますので、さらに難易度が上がるかもしれませんが、まずは基本パターンを覚えて、自分の演奏したいようにコントロール出来るところが目標です。
自分の生徒さんにはいつも、「スティックコントロールはフレーズを覚えるための物ではなく、フレーズを題材にスティックをコントロールする方法を学ぶ練習」という風に伝えてます。
フレーズを覚える事は誰でもできますから、その先の段階までいかないと、音楽的なドラムの演奏には生きてこないんですね。
ただの上の楽譜の通りではなく、アクセントの使いわけが出来たり、音の質の変化が加えられる用意なれば楽曲の中でも自然に周りの音に合わせて演奏できるようになれます。
曲の中でうまく使えるようにならないと、音楽的に活かせている練習とは言えないので、その辺は意識しながら、日々の積み重ねをしていただければと思います。
積み重ねたものが、ちょっとサボったらできなくなっちゃったという事が無いように、筋トレ的な練習方法ではなく、きちんと身体の原理を理解して、音の出し方を理解した練習を行っていただければと思いますね。
楽譜はこんな感じで、Finaleを使って清書してデジタル化しております。
こんな楽譜が欲しいというのがあれば、ぜひぜひリクエストください。
お待ちしております。
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ドラム講師
モーラー奏法を基礎とした、奏法から改善出来るドラムレッスンを行っています。
http://funky9216.jimdo.com/
フレーズがわかっても、身体の動きがついていかない。
無理に動けば、音が汚くなる。
気付けける人にとっては ”タナボタ” レッスンです。
多くの方は、”奏法が変われば、出来なかったことが出来るかも”にも気づかないと思います。
特に、音に関しては気づけない人がほとんどです。
気づけた人は、次のステップへ行くために、奏法の改善をご検討ください。
◆ワークス
清竜人、たむらぱん、フリサト、PaxJaponicaGroove、STERBEN、西山”HANKY”史翁、GrooveConc. etc…
◆フェイバリット
Steve Gadd、Omar Hakim、ThomasPridgen、山木秀夫、佐野康夫 etc…